「幻のたまねぎ」と言われています。
2007年10月に「札幌黄」は、食の世界遺産スローフード協会「味の箱舟」に登録されました。「札幌黄」は、形や大きさが不揃いで収穫量がすくないが、甘みがあり軟らかく食味が良いたまねぎで肉質に厚みがあります。
たまねぎの辛味が好きな方にはサラダやオニオンスライス、
加熱するとさらに糖度が増し、天ぷらやオニオンリングなどの揚げ物、カラーやシチュー、肉じゃがなどに最適です。
播種は、3月3日を予定しています。
定植は、5月上旬を予定
収穫は、9月上旬を予定
販売は、9月中旬を予定
今後、生育状況等を更新していきます。
「たまねぎ」は、もともと中央アジア原産と言われ、紀元前5000年以前にペルシャで、同じく紀元前4000年にエジプト栽培され早くに伝わった西洋ではなじみのある野菜となっています。
日本では江戸時代に長崎で栽培されたと言われていますが、はっきりしたことは分かりません。札幌が日本の玉葱の発祥地として、明治4年にアメリカからたまねぎの種子を輸入して札幌村(現在の札幌市東区)で栽培されたとされています。 その後品種が北海道の気候に合ったものに改良され「札幌黄玉葱」が生み出され栽培されました。
たまねぎの主成分はフラクトース、グルコース、シュクロース等の糖類が中心です。たまねぎの特有の臭いはアリシンという物質で、強い殺菌力とビタミンB1を吸収しやすくする働きがあります。また、ビタミンA、C、鉄分、石灰分を多く含み、高血圧の予防、血液の浄化に効果があると言われています。